30秒でできる

リセットジャンパ アダプタスイッチ

【概要】
   CPUボードを作成する際に、通常は使用されないリセットスイッチはコストとスペースの削減の為に、プッシュスイッチの代わりに2極ジャンパコネクタを使用することがよく行なわれます。
 その方法はメリットが大きい反面、ハードウェアの検証やファームウェアのデバッグのように高い頻度でCPUのリセットが必要な場合には、意外に面倒で効率を悪くさせます。
 ここでは30秒でできるリセット用のアダプタとしてのスイッチを紹介します。

【製作方法】
   リセットスイッチとしてジャンパコネクタと同じピッチ(一般的には2.54mmが多いようです)のピンを持つモーメンタリのプッシュスイッチを用意し、この足に一般的に基板入出力用としてよく使用されるヘッダーコネクタのバラ線用ケーブル側コネクタのソケットピン2本を、線材被覆把持部を切り落としてから半田付けすれば完成です。

 後は、ジャンパコネクタに差し込むだけで通常のリセットスイッチとして使用できます。

外観
 左は製作例の外観です。
  スイッチ:AP1F−2S(フジソク)
  ソケットコンタクト:HIF3-2226SCA(ヒロセ)

実装した様子
 左は実際のボードでの使用例です。

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