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(1)種々の気泡緩衝材の減容 種々のサイズの気泡緩衝材を減容します。 折る、丸める等して多層化すると「バリ接合」による減容効果が大きくなります。 数枚を重ねて投入しても効果大です。 リサイクルに出す場合は気泡緩衝材の色毎に分けて処理して下さい。 |
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(2)1200mm x 1200mm の気泡緩衝材の減容 1200mm x 1200mm のプチプチ d37 をつぶします。 先端部分を適当に丸めて投入すれば、残る部分は自動的に投入口の幅になって引き込まれます。 |
(3)長さ 5m(幅1200mm)の気泡緩衝材の減容 長さ 5m(幅1200mm)のプチプチ d37 をつぶします。 先端部分を適当に丸めて投入すれば、残る部分は自動的に投入口の幅になって引き込まれます。 基本的には長さに制限は無く、十分な空間が排出口下部にあれば数十mでも構いません。 |
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Q1−1 幅1200mmのプチプチでも減容できますか? |
A1−1 本機は気泡緩衝材を重ねて一括して減容する、多層処理が可能です。 下の動画「1200 x 600の気泡緩衝材の減容」に示すように先端部を丸めて円筒状にするか、数層に折り畳んで投入する事で減容できます。 1200 x 600の気泡緩衝材の減容 |
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Q1−2 ピロー型の気泡緩衝材も減容できますか? |
A1−2 サイズによりますが、幅150mm以下で投入口に押し込むことができれば減容できるものが多いです。 残念ながら投入口に押し込めないサイズのものは減容できません。 投入ガイドをスムーズに通らないサイズ品を無理に押し込んだ場合、減容対象の進行を阻害するブレーキ力となり、圧縮動作の妨げになる事があります。 参考として下の動画「ピロー型(枕型)気泡緩衝材の減容」をご覧下さい。 ピロー型(枕型)気泡緩衝材の減容 |
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Q1−3 一時期シュレッダによる事故が社会問題になりました。 バブルプレスは安全でしょうか? |
A1−3 本機は独自の側面投入型の投入ガイドにより、一般的な大人の手先は減容部に届かないようにしています。 しかし、大人より細い腕や手先を持ち、行動が予測不能な子供に対しては万全とは言い切れません。 本機は業務用としていますので、乳幼児や子供さんは近付けないようにして下さい。 なお、現状の投入ガイドの奥側の中段シャフトを15mm上のシャフト取り付け穴に付け変えればより安全になります。 |
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Q1−4 連続運転は可能ですか? |
A1−4 無理な運転によるモータ過熱で停止に到らない、通常の使用方法で使用する限りは連続運転可能です。 |
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Q1−5 バブルプレスの詳細について知りたいのですが? |
A1−5 バブルプレス_BPX2330_取扱い説明書_Rev.Cをご覧下さい。 |
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Q1−6 バブルプレスで気泡の潰し残しは出ませんか? |
A1−6 残念ながら気泡の潰し残しは生じます。 圧縮ローラの20枚の穴明け用円板の間隔が約7mmである事から、原理的に以下の場合に 潰し残しが生じます。 (1)気泡の径がΦ10mm以下の気泡緩衝材。 (2)気泡緩衝材の外縁部で、圧縮ローラの穴明け用円板1枚にしか掛からない気泡。 (3)気泡緩衝材が折り曲げられ、その折れ線上の気泡の左右幅が7mm以下になった場合。 円筒状に丸めて投入した場合も、圧縮されて折り目が生じるので潰し残しが生じます。 |
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Q1−7 市販されている「ゴミ圧縮装置」で気泡緩衝材も減容できませんか? |
A1−7 「ゴミ圧縮装置」は上下又は左右から圧力を加えて圧縮する方式の為、気泡緩衝材を減容できない事が弱点とされています。 多数の気泡を密に配置した気泡緩衝材の耐圧力は極めて高く、簡単に潰せない故に緩衝材に広く利用されているとも言えます。 対して、圧縮と穿孔(穴明け)を用いる方式のバブルプレスは、小さい電力で容易に気泡緩衝材を減容できます。 気泡緩衝材とその他の各種梱包材の減容処理が必要な場合、「バブルプレス」と「ゴミ圧縮装置」を併用する複数の事例があります。 |
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Q1−8 屋外や移動先でバブルプレスを使用したいのですが、自動車の電源で使用できますか? |
A1−8 AC100V、50/60Hz、電流容量5A以上の電源があれば使用できます。 (電流容量5A以上というのは、過負荷状態で電源が落ちずにバブルプレスのサーキットプロテクタを動作させる為です。) 因に当社では、トヨタカローラ車のオプション電源 AC100V、60Hz、1500W でバブルプレスを運転しています。 |
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Q1−9 試験的に正転方向に過負荷(逆転方向に対しては無負荷)を掛けて圧縮ローラを停止させようとした場合、圧縮ローラは停止せず、 逆方向に回転する場合がありますが、正常ですか? |
A1−9 本機はインダクションモータ(誘導電動機)を使用しています。 メーカに依ると、インダクションモータには、回転方向とは逆方向に外力が加わると逆回転するという 「負のトルク」という特性が有り、お問い合わせの現象が発生する事は有るとの事です。 定量的な説明は困難ですが、本ケースは定性的には参考資料 「スピードコントロールモーターユニットDSCシリーズの特長と制御技術」 の図9(6頁)の「負のトルク領域」の状態になって逆回転現象が起きると考えられます。 従って、本ケースは装置の不具合ではありませんが、圧縮ローラを過負荷で停止させると、大きな電流がモータに流れてストレスが加わる 事になるので、できるだけ過負荷状態にしない様にしてご使用下さい。 なお、操作スイッチが「正転」状態で本現象が発生すると、スイッチと実際の動作が食い違う事になるので、一旦「停止」スイッチで圧縮ローラ を停止させてから、再度「正転」スイッチを押して運転を続行して下さい。 |
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Q1−10 BPX2321とBPX2330の違いは? |
A1−10 BPX2321に対してBPX2330は内部の減容機構を少し変え、壊れ難くしたものです。 外見や詳細仕様はほとんど同一です。 現状はBPX2321の後継機としてBPX2330のみを生産しています。 |
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Q1−11 取扱い説明書に水や油等の液体で汚れた気泡緩衝材は減容対象外とあります。 粘性を持つ防錆剤がスプレーされた気泡緩衝材は如何でしょうか? |
A1−11 バブルプレスの特長に多層処理があります。その為には気泡緩衝材は、ローラ部で移動に伴って各層は任意にずれ厚さが小さくなる必要があります。 防錆剤の様な粘着物質で層間が互いに接着された状態になると気泡緩衝材は厚い板状になり、厚さが小さくならず減容するには大きな力が必要になります。 バブルプレスは省エネ、小形化の為に比較的小型モータを使用しているので、その様な減容対象の場合には過負荷で停止する可能性があります。 オプションとしてギア比を上げた「重負荷対応」を設けましたので、処理対象が防錆剤が塗布された気泡緩衝材の場合は「重負荷対応」オプションを選択 して下さい。 但し、減容スピードは「重負荷対応」オプション無しの場合の40%程度になります。 |
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Q1−12 投入ガイドへの投入方法は色々ある様ですが、一番のお奨めは? |
A1−12 気泡緩衝材の先端部を柔らかく丸めて楕円筒状にすると投入し易く、潰し残りも少ないです。 1200mmに近い幅広の気泡緩衝材の場合には、先端部を2つ折りにして幅を半分にしてから直径120mm程度に緩く丸めると作業し易いです。 |
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Q1−13 操作ボックスの非常停止スイッチとは別に、安全管理に関する社内手続き上から、正面左側からも操作し易い位置に非常停止スイッチを欲しいのですが? |
A1−13 基本的には操作ボックスの非常停止スイッチで充分と分析しています。 しかし、それを社内的に説得するのが困難の為、非常停止スイッチを別途設けたいというご要望を頂く事はあります。 その様なご要望にお応えする為に、オプションで非常停止スイッチを投入ガイド左側面に設けられる様にしましたので必要時はご依頼下さい。 押しボタンの方向はイメージ写真(配線無し)の様な天上、正面、左側面から選択可能です。
天上向き 正面向き 左側面向き |
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Q1−14 非常停止スイッチ追加等、ユーザにて任意の改造をしても良いでしょうか? |
A1−14 バブルプレスの本体や操作ボックス等の内部にお客様が改造を加える事は絶対にお控え下さい。 感電事故や装置の故障を引き起こすかもしれず、何らかのトラブルが発生した場合にメーカとして責任を負えません。 お客様にて改造された装置はメーカ保証範囲外とさせて頂きます。 但し、お客様の責任で行なう事を前提とした上で安全性向上の為に、投入ガイドの投入口のローラ位置を変えたりする事は問題ありません。 なお、その際に本体を開けたり、操作ボックスを本体から外したりしないで下さい。(投入ガイドを固定する4本のビス以外のビスには触れないで下さい。) 又、ローラシャフトの止め輪の脱着が必要になりますが、それなりの養生をしてシャーシに傷が付かない様注意して作業して下さい。 |
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Q2−1 SDGsに関わるリサイクル、リユース活動とは? |
A2−1 ネット上で以下が見られましたので、ご参考迄に。 この様な活動報告は、今後も増えて行くと思われます。 |
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Q2−2 大量処理が必要な事業所では、自社で減容装置を製作している処もあるそうですが? |
A2−2 デモに伺うと、かつて自作を試みられたという事業所様は多いです。 しかし、本業を持つ人が限られた時間で片手間で製作しても、十分満足の行く性能の減容装置を実現するのは困難です。 本機のデモをご覧になり、多額の人件費を掛けて自社製作するより、バブルプレスを導入する方が遙かにコスト/パフォーマンスが良い、と結論されるお客様が多いです。 |
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Q2−3 バブルプレスに関連する知財は? |
A2−3 現時点で以下があります。 登録商標 「バブルプレス」(登録番号 第6120898号) 特許第7023652号 「気泡緩衝材減容装置」 特許第7734996号 「気泡緩衝材減容装置」 その他数件出願中 |
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Q2−4 バブルプレスの原産国は? |
A2−4 日本です。 |
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Q3−1 デモはできますか? |
A3−1 実際に気泡緩衝材の減容現場でデモをさせて頂ければ伺いますので、ご連絡下さい。 但し、長距離移動は容易ではない為、訪問可否は交通事情やバブルプレス導入効果等を鑑みながらその都度打ち合わせ、とさせて下さい。 なお、デモ困難の場合は減容状態確認の為に、下の動画「600mm x 600mm の気泡緩衝材の減容」 の手順で減容した減容後の気泡緩衝材をお送りする事も可能なので、上記【お問い合わせ先】にお気軽にお問い合わせ下さい。 600mm x 600mm の気泡緩衝材の減容 |
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Q3−1A 遠方であり、導入してペイするかどうかも微妙なので、デモに来て下さいと言えません。 当方から処理対象の気泡緩衝材を持って見学に行かせてもらえませんか? |
A3−1A 大変申し訳ございませんが明らかにペイせず、ご採用の可能性が無い場合は、基本的にはデモは辞退させて頂いて居ります。 (社内に技術を取り込む為だけのデモ依頼もありますが、これもご容赦願います。) デモに伺うにはそれなりの時間と経費が掛かるという事でご理解下さい。 他方、導入可否の検討材料として、どうしても実機をご覧になりたいというのも当然と思います。 その様なご要望に対し、お客様と当方の双方にメリットがある方法として、「バブルプレス運転講習会」として有料でお客様の使用現場でデモを行なわせて頂き、 ご採用頂いた場合は講習会費用分を装置価格から値引きする、という方法をご用意しました。(納品は宅配によるものとさせて頂きます。) なお、講習会費用値引き期間は講習会から1年間とさせて頂きます。 本件に関する詳細は打ち合わせに依るものとし、必要時はご連絡下さい。 |
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Q3−2 納入実績は? |
A3−2 正式販売活動開始から日が浅く、余り安価でもないので現時点ではまだ多くありませんが、 大手気泡緩衝材メーカ様 世界規模の自動車メーカ様 大手電子部品メーカ様 大手貴金属応用製品メーカ様 大手機械部品メーカ様 等、一般的にSDGs活動に熱心な企業様が多いです。 又、実際にデモをご覧になってバブルプレス導入を決定して頂いたケースが多いです。 (公表不許可のお客様もございますので実名表記は控えます) |
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Q3−3 価格は? |
A3−3 申し訳ございませんが直販を原則としていますが、お客様のご都合で商社様経由の場合があるので、その都度お見積とさせて下さい。 現時点では小ロット生産の為、印象的には余り安価とはいえず、処分費用として年間数十万円程度を費やしているお客様でないと コスト的なメリットは少ないかもしれません。 他方、大量処理を必要とし、多額の処分費用と大きな保管スペースを必要としていたお客様には十分元が取れると喜んで頂いております。 又、減容装置の社内製作を試みようとされた事業所様からは、人件費1ヶ月分程度で済むならバブルプレスを 導入する方が遙かにコスト/パフォーマンスが良いとも伺っております。 |
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Q3−4 納期は? |
A3−4 受注後4営業日から40営業日程度です。 在庫状況によるので、上記【お問い合わせ先】にお気軽にお問い合わせ下さい。 |
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Q3−5 購入方法は? |
A3−5 基本的には直販なので、上記【お問い合わせ先】にお気軽にお問い合わせ下さい。 決済は現金取引のみとさせて頂きます。 なお、取引口座等の制約で商社様を経由される場合も多いです。(当社から商社様へ直販します) 特定の代理店契約先は持たないので、お客様のお取引商社様にご相談してみて下さい。 |
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Q3−6 個人での購入は? |
A3−6 申し訳ございませんが、基本的にはバブルプレスは業務用であり、安全第一を考慮し子供様の居ない環境で ご使用頂く為に、個人向け販売は辞退させて頂いております。 |
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Q3−7 バブルプレス受託開発とは? |
A3−7 バブルプレスの製造販売をご希望の企業様の開発を請け負います。 当社では困難な、製品の低価格化が可能なメーカ様大歓迎です。 開発に関わるアウトプット(図面、設計資料等)一式を提出し、製作、試験、出荷迄のノウハウを全て開示します。 特に社外への開発委託に慣れているお客様であれば、依託の相場感もお持ちでプロジェクトは進め易いと思われます。 自社製品を持って下請け脱却を指向される製造業者様には、ニッチな市場において、コア技術を知財として含むバブルプレス は最適なテーマと思われます。 特に、4〜5年の開発期間を省略し、即製品販売が開始できるのは大きなアドバンテージです。 自社製品化案件としてバブルプレスにご興味を持たれたら、上記【お問い合わせ先】にお気軽にお問い合わせ下さい。 |